土ふるいのDIY:畑の石を取り除きキレイにする
2023-05-28
石混じりの土では、野菜は育たないのではないか、ずっとそのことが引っかかっていました。
雑草ばかりの土地、想像していた通り、土の中は石だらけの状態でした。
野菜を育てるには、やはり石やガラは取り除く必要があります。
畑の土を整え、土の三相を整える。そうすればきっと野菜栽培に適した畑に変わるはず。
そういった思いからDIYで土ふるいに挑戦しました。
はじめに
農作物の根の健全な成長には、土作りが欠かせません。
苗植え後の根の速やかな活着、根張りと健全な根の成長、そしてカタチの良い根野菜作りのためには、根の成長を阻害する石を取り除きます。

今回、土の中にある石とガラを取り除くため、いくつかの方法で土ふるいを行いました。
効率的だった土ふるいの方法
市販の土ふるい機
この土ふるい機は、みのる産業から市販されています。今回中古で購入し、試験運用しました。

土受け部分に、スコップ1杯の土を投入します。手前のハンドルを回して、真ん中の網がついた胴筒部分に送り込みます。

網の部分からサラサラの土がふるい落とされるとともに、胴筒の先から石やガラがふるい落とされます。

土ふるいを考える
土の三相を整える
この土ふるい機はトロンメル型(円筒型、胴型)の土ふるいです。
植物の成長に適した土には、固相、気相、水相がバランスよく相分布していると良く、水持ち、水はけ、そして根の健全な成長を促します。
土をふるう場合、細かすぎるサラサラの砂だけ残そうとすると、とてつもなく時間がかかります。また石やガラの処分量がとてつもなく増えるといった問題も出ます。
まずは現状の土の状態を見極め、土ふるいの妥協点を見出すことが必要です。土をふるって捨てる部分(石やガラ)の比率と、再利用する部分(土や砂)の比率を考え、適切なメッシュの網を用意します。
購入した土ふるい機には、当初5mmメッシュ網が取り付けられていました。作業に応じて目の粗い50mmメッシュ程度の粗い目のメッシュ網を付け替えることにより、直径50mm以上の石、古瓦などのガラをふるい落とすなど、工夫しました。
土ふるい機の種類
土ふるいを行う道具や機械には、実は様々なものがあり、下記の種類をテストしました。
鋤簾(じょれん)
もともとは、海の貝取りの道具のようです。網から砂がこぼれ落ち、貝だけが残るところから、土ふるいに利用することを考えました。

効率的ではありませんでしたが、あらかじめ土をほぐしておくと立ちながらでも土ふるいできます。
網カゴ
部分的に土ふるいを行うときには、大きな円筒式の土ふるい機を設置するほどではない作業もあります。
小さい範囲で大きな石やガラのふるう場合、このような網カゴを使うと便利であることが分かりました。
試作した土ふるい機
トロンメル型の土ふるい機の試作の様子です。
大きな石が混じっている場合は、大量の土砂を処理するには、丸い胴型(トロンメル型)の土ふるい機が役に立ちました。

古くなった自転車のタイヤホイールに、獣害防止用のメッシュ金網を張っています。
27インチの自転車のアルミ車輪を流用、180cmの長さ・5cmメッシュの獣害防止フェンスを張っています。
構造は簡単にし、とにかく持ち運びしやすいよう、軽く作りました。
片手で楽に畑まで持ち込むことができます。
まとめ
もともと田んぼだったこの畑は、昭和の時代、宅地化のための造成工事で、土量のかさ増しのため、砕石やガラ、割れ瓦が入れられていました。

耕しやすい畑に転換するためには、これらは邪魔者です。
砕石とガラ・黒瓦はそれぞれ手仕分けで分別し、砕石だけコンクリートプラントに持ち込み、引き取ってもらいました。
ガラと黒瓦は自治体に持ち込み処分してもらいました。

今回使ったみのる産業の土ふるい機は、大いに役立ちました。
メッシュ網や回転機構がシンプルかつ丈夫で、耐久性がとても高いものでした。
時間はかかりましたが、耕しやすい畑にする第一歩が整いました。
103平米の荒地。一歩進んでは壁にぶつかる「四苦八苦」の開墾記録ですが、
こうした小さな改善の積み重ねが、いつか豊かな収穫に繋がると信じています。
この記事を最後までお読みいただきありがとうございます。
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